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Sachiko Hinokawa
Fairy Artist
北海道札幌市在住
デザイン関係の仕事を経て、しばらく絵はお休みしたあと
数年前から一番描きたかった妖精画を描きはじめました。


Visionて何?と思われるかもしれません。
ここでのヴィジョンは、私の住みたい世界です。

長い間、世界というひとつのシステムがあって、大勢の人間がその中でひしめいている、そんなイメージがありました。
限られたひとつの世界の中で、比べあい、競いあい、奪いあう時代が続いてきました。

一方で、同じ世界の中に住んでいるはずなのに、“私”が見る世界と、“あなた”が見る世界が、まるで別もののように思える、そんな時もあります。

ひとりの人間と、そのひとの世界とは、分かれていません。
それぞれの暮らす世界は、創造することができます。

人間以外の存在たちが、ただ人間が利用するための「資源」なのではなく、いのちを共にし、存在という源においてつながっている「同胞」である世界。

木々や花たち、水や空気も、いのちある地球の仲間として共に暮らす....
太古には、そのような時代がありました。

その後人間は、知性や論理性など、ある面では鋭く目覚め、別の面では深く眠り込んでしまいました。
眠った半分が、そろそろ目を覚ますときがやってきたようです。

目に見える木々や草たち、その背後にはたらく見えない存在たちと、もういちどともに暮らしたいと願うとき、長いあいだ待っていてくれた彼らから、あたたかいエネルギーが流れてきます。

私は、そういう世界に住みたいとおもいます。 

 


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